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何が生まれるにも「今この場所」で、という想いを込めています。組織開発、人材開発において、気づきを与え、何かが生まれる場所を目指しています。

新人のみんなが現場配属になって求められる3つのスタンス~採用面接時と現場配属のねじれ~

10月といえば内定式や新人フォロー研修ということで、お客様先でもこういった話題が増えてきました。

この頃になると、皆、現場での悩みがでてきて辞めてしまう人、伸びる人、などいろいろな差がでてきます。僕は採用の面接官なんかもさせていただく機会があるんだけど、そこで求められる論理的思考力やコミュニケーション能力と、配属になったあとに求められる能力とで大きな開きがあると思います。

採用前は、知的レベルや地頭のよさなどが見られるのだけど、配属以降はむしろ仕事への向き合い方、スタンスが重宝されている気がします。ここに、ねじれが生じているとも言えます。

配属後、何が求められるのでしょうか。

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主体性

最近は受け身の学生が多いのでは?などと揶揄されていますが、確かに貪欲に仕事をしていくスタンスは重要です。「他に何かやれることありませんか?」、「早く成果を出すためには何が必要ですか?」などの意気込みは教える先輩方の指導へのモチベーションにも大きく影響します。
 
主体性が高い→先輩も指導に熱が入る→多くのことを吸収する→成果が早く出る→さらに主体性が高くなる、といった好循環を生み出すようになります。また、あなたの上司もそういった元気な現場からの声を求めています。きっと、喜んでくれるはずです。
 
テクノロジーが大きく進化している中で、個人でもやれることが広がっています。組織に属すると属さないに関わらず、重要な要素になっていくでしょう。
 

素直さ、謙虚さ

新人の場合は、指摘が入ることや怒られることが少なくありません。僕自身も、一年生は怒られることが仕事だ、などと教わった記憶があります。
 
ただ、心配ありません。ポジティブに考えれば、指摘されたことを修正出来れば、日々一歩一歩成長することになるからです。
 
ここで、重要なのが指摘を受け止める謙虚さ、素直さです。スポンジのように
ありとあらゆることを吸収する姿勢を大切にしましょう。先輩たちも粋に感じて、精一杯教えてくれるはずです。
 

柔軟性

おそらく入社すると、OJTで仕事の型を教わり、まずはその通りに業務をこなすことを求められるでしょう。その業務のこなし方には、これまでに脈々と培った叡智が詰まっています。まずは、その通りにやってみるといいでしょう。
 
気をつけて欲しいのは、それに慣れすぎて学習をやめロボットのようになってしまわないことです。教わったことを実践しながらも、自分の頭で考えることはやめないことが重要です。
 
自分の考えだけで突っ走っても、先輩方から「なんだ、こいつ!生意気な!」と思われる可能性もありますし、僕の経験上、ひとりよがりはでは大した成果は出ません。そこまで、社会は甘くないのです。柔軟性を大事にしながら、活動してみましょう。
 
いかがだったでしょうか?
 特に、中小企業に入社された皆さんには頑張って欲しいと思います!

何でかって?みんなに期待しているからです!
 
ではではまた!